10年という区切りは、やはり“雨のD-meeting”で締めくくる!

天気ってヤツは、いつも意地悪だ・・・。
記念すべき10回目のD-meetingは快晴の元、今までで一番沢山の人に集まって貰えたらという、我々の思いを逆撫でするかの様に、ピンポイントで雨を降らす。

それでも振り返ってみると5勝5敗と意外にも5回は晴れているのだ!(後半は結構晴れ率が高かった)
何故、雨のD-meetingという呼び名が定着していたのか不思議だ・・・。w
まあ、そんな事はどうでも良いか…。
平日の雨にもかかわらず1,200人もの沢山の人達がD-meetingを楽しみにして来てくれた事の方が、何にも代え難い事実なのだから。
ここ数年に来始めた人は、結構参った顔だったが、長く来てくれている常連達は雨なんか全然お構いなしと行った顔で肩を濡らしながら楽しんでいた。

あっと言う間の10年だけれど、確実にその歳月は、それぞれの環境を変えている。
独身者は結婚し、新婚さんには子どもが出来、おっさんは孫が出来る・・・。
でも、このD-meetingの空気感は1回目と全く変わっていない。そんな気がするのは俺だけでは無いだろう。

『平日休みの人が行くミーティングが無い・・・。ならば自分達で始めよう!』
そう決めた時、それが10年続くなんて思ってもいなかった。
まして、無名のクラブが主催の平日開催なんだから1,000人オーバーなんて絶対あり得ないと思っていた。
今ほどメガなミーティングもプラミーもそれほど多くなかった10年前、お手本にするミーティング自体少なく、そもそもそれも土日開催なのだから行けない訳で、ある意味一からの手探りと沢山の人が来て楽しんでくれれば最高だなという夢に近いものだった。

『やるからには続けること』
当時、開催するにあたっての希望と不安を相談をしたVIBESの只野さんに言われた言葉は、今でも胸に刻んでいる。
俺個人ではない、D-RUSH MCでもない、D-meetingというミーティングが好きで通ってくれるバイカー達がいる限り”続けて行かなければならない事”をこれから始めるんだと肝に銘じた。

そして、回を重ねる中で規模も少しづつ大きくなり、ミーティング主催としての喜びを感じるのと相反し、MCとして運営する体制を模索する中で離れていったメンバー達も少なくはなかった。

本来ならばMCは、自クラブのメンバーの事を最優先し、メンバー全員が同じ喜びを分かち合えるのが一番良いのかも知れない。
しかし、動き出したD-meetingを継続するため、それをMCとしての結束力の証とするため、普通であれば流してしまう様な事にも、こだわりを持ちメンバーにそれを求め続けて来た。
何を優先するべきか、悩みながらもプレジである俺の考え方を通し続けた。
俺が正しかったかどうかは分からないが、それに着いてきてくれたメンバーとD-meetingを支えてくれるスタッフ、D-RUSHを認めてくれる仲間達がいてくれたおかげで、今こうして10年目を迎える事が出来たと思うと色々な思いが交差して蘇ってくる。

10年前の俺のひとつの夢が、D-meetingマネジャーという役割を持つメンバーを中心に、引き継がれ、また向こう10年そのバトンを引き継ぎながら、ここを楽しみに走って来てくれる人が一人でもいる限り”D-RUSH MCがやるD-meeting”という我々なりのスタイルで、居心地の良いミーティングを続けて行けたら・・・と思うのである。


さて、その記念すべき10回目は、先に書いた様に、初日は生憎の雨となってしまったが、例年よりもペースが早い位に、沢山のバイカー達が会場入りしてくれた。さすがに4輪も多く、駐車場スタッフは2輪、4輪合わせて広いエリアの中で誘導に慌ただしかった。

キャンプエリアは細かく4箇所に分散されたレイアウトになったが、それぞれのエリアに一杯な位テントやタープが張り巡らされ、各MCのフラッグと共に名刺交換があちこちで行われている。それぞれの村では自慢の料理と酒が、出会いと再会を祝し振る舞われているようだ。

夕方になるとメインステージでは、今年からスタートしたVIBES FOXのデビュー記念撮影会が、行われ写真小僧ならぬエロおやじたちが携帯片手に写真を撮りまくるという、D-meetingとしては過去にないシチュエーションが繰り広げられた。

そして全体ミーティング。
HORI'S FAMIRYから贈られた生花とGURDIAN DEITY MCの差し入れの樽酒が中央に用意された。 只野さんの挨拶を頂き、俺KAMIと只野さんとで鏡割り。
その後は、1回目から皆勤の6人に記念品贈呈、10周年記念大抽選会へと進行する。
そして、ライブのトリはNO!STANDSで今年も決まり!
決して広くは無いが屋根の下で雨をしのぎながら、酒を片手に、周りにまき散らしながら、良い気分のバイカー達が乱舞。

その頃、会場中央の出店エリアの通路は、なんと田んぼと思わんばかりに泥濘み始めており、出店廻りをしたい人にとっては、なんともやっかいな事になっていた。
それでも、焚き火の回りを中心に夜遅くまで、酒を片手に語り合う姿に、いつの間にか雨も上がり、澄んだそらに星が顔を出していた。

翌日は朝から快晴!
昨日の雨でまだまだ足下が泥濘んではいるが、太陽の下みんなの笑顔がまぶしい。
これだから、やめられない!
この顔がある限り続けて行かなければ!!